歯周病治療|金沢八景の歯医者・歯科【金沢八景あらかわ歯科クリニック】

 
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歯周病が「静かなる病気」と呼ばれる理由

歯周病の初期症状として歯ぐきの腫れ・出血などが挙げられますが、ご自身ではそれが歯周病のはじまりだとは判別がつきません。普段の生活にもそれほど影響がなく、つい放置してしまった結果、歯ぐきが痛みだす、歯がグラグラするなどの症状が現れて初めて「歯周病」とわかる方がほとんどです。
このように初期の歯周病には自覚症状がほとんどありません。症状が中等度以上に進行してようやく「もしかして歯周病?」と気づく方が多い病気です。静かに進行していく特徴から、歯周病は「静かなる病気(サイレントディジース)」と呼ばれています。

金沢八景・金沢八景あらかわ歯科クリニック

歯周病になりやすい人とは

「歯周病にかかりやすい人」には6つのタイプがあります。

  • 疲れがたまっている人
  • かみ合わせが悪い人
  • 歯並びが悪い人
  • (特に妊娠中の)女性
  • タバコを吸う人
  • デンタルフロスを使わない人

このように歯周病はさまざまな要因によってその発症リスクが高まる病気です。そのため、歯周病にかかりやすい特徴に当てはまる人は、普段からセルフケアや歯科医院でのケアを心がけ、少しでもリスクを減らすよう歯周病予防を徹底して行いましょう。
ところが、これら6つの特徴に当てはまらないという人にも関係のない話ではありません。いくら歯周病リスクが低いから…といっても、歯垢を磨き残すような不十分な歯磨きを続けていれば、いつの間にか歯周病にかかり、一気に症状が進んでしまいます。
あらゆる人が日頃から予防を意識したケアを行うことが大切です。

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歯周病が全身に及ぼす影響とは

歯周病はお口の中だけ、歯ぐきだけに悪い影響が及ぶ病気と考えていませんか?
しかし、最近の研究・分析によって歯周病はお口の中だけの病気ではなく、全身のさまざまな病気と深く関わっていることがわかってきました。
歯周病の原因となる細菌は歯周ポケットの奥深くで増殖し、炎症性の物質を発生させます。すると、炎症によって傷ついた組織からそれらの物質や細菌そのものが血管へ侵入。血流に乗って全身を巡るうちにさまざまな病気を引き起こしたり悪化させます。
現在、歯周病との関連が明らかになっている全身疾患には、糖尿病、気管支炎、誤嚥性肺炎、心臓疾患、脳卒中、認知症、骨粗しょう症、早産・低体重児出産が挙げられます。
歯周病を放置するということは、時に命にかかわる病を発症するリスクが高まるということなのです。

歯周病の予防について

毎日のブラッシングで歯垢除去

歯周病予防の基本は歯磨きなどのセルフケアです。
毎日のブラッシングで、歯周病の原因である歯垢(プラーク)を取り除くことが重要なポイントになります。
「歯磨きに始まり、歯磨きに終わる」といわれる歯周病予防。重症化した歯周病でなければ、日々行うブラッシングで症状を改善することも可能です。
いつもの歯磨き剤や歯ブラシにプラスして、デンタルフロスや歯間ブラシなども使用しながら、歯垢の徹底除去を心がけましょう。

定期検診とクリーニング

毎日、しっかり歯を磨いているつもりでも、磨き残しはあるものです。落とし切れなかった歯垢(プラーク)は少しずつたまっていくので、歯科医院で定期的なクリーニングと検診を受けることをおすすめします。
通院頻度は患者さまのお口の状態やライフスタイルでも異なりますが、数ヶ月に1度は歯垢や歯石を取り除き、お口の健康チェックをしてもらいましょう。定期的に通院できれば、初期むし歯や歯周病の早期発見・治療も可能です。

禁煙で歯ぐきへのダメージを防ぐ

喫煙習慣のある人の歯ぐきは、タバコに含まれるヤニやニコチンの作用で血管が収縮し、歯周病になりやすいうえ、治りにくいという特徴があります。
もし歯周病や歯周病予備軍という診断を受けたら、必ずタバコは止めましょう。しかし歯周病を治しても、喫煙を再開すれば歯周病は再発しやすくなります。
そもそもタバコは免疫力を低下させ、お口のほか全身の健康にも悪影響を及ぼします。予防のためきっぱりと禁煙することが重要です。