歯を失った部分をしっかり補うことができるインプラント治療。
見た目や噛み心地の自然さから選ばれる患者さんが増えています。
しかし、外科処置を伴う治療である以上、リスクについて正しく理解しておくことが大切です。
結論からお伝えすると、インプラントは適切な診査・診断と衛生管理のもとで行えば、安全性の高い治療法です。
そのためには、事前の検査と術後の管理が重要になります。
今回は、インプラント治療前に知っておきたいリスクと安全対策について詳しく解説いたします。
インプラント治療に伴う主なリスク
外科手術による腫れや痛み
インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込むため、外科処置が必要です。
術後に腫れや痛みが出ることがありますが、多くは数日から1週間程度で落ち着きます。
感染(インプラント周囲炎)
インプラントの周囲に細菌が感染すると、歯周病のように骨が吸収されることがあります。
これを「インプラント周囲炎」といいます。
予防には、毎日の丁寧なセルフケアと定期的なメンテナンスが欠かせません。
骨と結合しない可能性
まれに、骨と十分に結合しないケースがあります。
喫煙習慣や糖尿病のコントロール不良などが影響することがあります。
安全性を高めるための事前検査
歯科用CTによる精密検査
顎の骨の厚みや神経・血管の位置を立体的に確認します。
安全な埋入位置を計画するうえで非常に重要です。
全身状態の確認
高血圧や糖尿病などの持病、服用中のお薬を確認します。
必要に応じて主治医と連携し、安全性を確保します。
歯周病の治療
歯周病がある場合は、先に治療を行います。
お口の環境を整えてから手術を行うことが成功率向上につながります。
治療後に大切なこと
定期的なメンテナンス
インプラントはむし歯にはなりませんが、周囲炎になる可能性はあります。
3~6ヵ月ごとの定期管理で、炎症の早期発見・早期対応が可能です。
禁煙の重要性
喫煙は血流を悪化させ、骨との結合や治癒に悪影響を与えます。
長持ちさせるためにも禁煙をおすすめします。
Q&A よくあるご質問
Q. インプラントは危険な治療ですか?
A. 適切な検査と計画のもとで行えば、成功率の高い治療です。リスクを理解し、術後管理を継続することが大切です。
Q. 手術時間はどのくらいですか?
A. 本数にもよりますが、1本あたり30分~1時間程度が目安です。
Q. 失敗することはありますか?
A. まれに骨と結合しない場合があります。その際は原因を確認し、再治療が可能なケースもあります。
まとめ
インプラント治療は、事前の精密検査と計画、そして術後のメンテナンスによって安全性を高めることができます。
リスクを正しく理解し、信頼できる環境で治療を受けることが大切です。
当院では、歯科用CTを活用した精密診断と徹底した衛生管理のもと、患者さん主体の治療を行っています。
不安なことがあれば、どんなことでもご相談ください。
しっかり噛める生活を長く維持するために、私たちがサポートいたします。
※インプラント治療は、公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。
※治療には外科手術を伴います。全身状態により適応できない場合があります。
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